採用実績に差が出る採用ブランディング

採用

ブランディングとは何なのか?

要説しますと、
ロゴマーク、キャッチコピー、制服、社用車、商品…etc、様々ありますが、一般の方が、貴社の何かを見た時に「なんか見た事ある」「知ってる」となる事です。

世界で最もブランディングに成功している企業の商品例で見ると、わかり易いかもしれません。
ロゴマークも何もない瓶に、黒い液体が入っているのを見て何をイメージするでしょうか。

「なんか見た事ある」「知ってる」ことは勿論、更にはそれを遥かに超えて、
爽やかさや、シュワシュワ感などまでがイメージできるのではないでしょうか?

これが「ブランディング」による効果です。

BtoB企業様がブランディングを始めている理由

一般の方が貴社の事を少しでも知ってくれているという事は、労働力人口減少時代の採用活動において、アドバンテージとなります。

BtoC企業様(企業が一般消費者に向けて商品やサービスを売る)においては、
購買行動を促進させる為に、過去ブランディング強化を図っていることが多く、
店名や商品のイメージ等々から、求職者の方の多くは「なんか見た事ある」「知ってる」となる為に、採用ブランディングが課題となる事は多くありません。

一方、BtoB企業様(企業が企業に向けて商品やサービスを売る)におかれましては、
過去にブランディング施策などを講じる必要が無かった事から、転職希望者や、学生さんなどに、会社のイメージが伝わっていない事がほとんです。

つまり、入口が「なんか見た事ある」「知ってる」からスタートできない為、
安心感を与える所から求職者の方とのコミュニケーションをスタートさせなくてはならないという、ハンデを背負っての採用活動となってしまうのです。

以上の事から、厳しい採用競争を少しでも有利に進め、勝ち抜く為に、
近年ではBtoB企業様を中心に、採用ブランディングの施策を講じる企業様が急激に増えてきております。

採用ブランディングの実施例

採用を目的としたブランディングの事を“採用ブランディング”と呼びますが、ブランド構築の施策には様々ありますので、これをやれば良いと一概には言えません。

我々は企業様一社一社の採用予算や、要員計画に合わせたブランディングを設計(デザイン)し、提案をさせて頂いております。

イメージなのでしょうか。
マス広告こそがブランディング施策であると、勘違いをされている人事の方が多いのですが、決してマス広告だけが、ブランディング施策ではありません。

ただ、ここで取り上げるのに、普遍的であるが故にわかり易い例として、敢えて挙げさせて頂きますと、
最近テレビCMを見ていると、「(株)○○工業です」といった、一般の方からすると、これは何を目的としたCMなんだろうか?という、企業紹介だけのCMが多く流れています。

実は、あれも採用を意識したCMで、採用ブランディングの一環なのです。

注意!採用ブランディングでブランドを傷つける

採用活動には、ブランディングとプロモーションがあります。

採用ブランディングと採用プロモーションは「採用増」の両輪ではありますが、異なるものです。

この事を理解せずに、採用ブランディングの施策を講じてしまっている事で、ブランド構築にならないばかりか、逆にブランドに傷を付けてしまう結果となっているのを、よくお見かけします。

どういう事なのか?

わかり易くする為に、先ずは“採用プロモーション”の説明をさせて頂きます。

採用プロモーションとは、給与や勤務時間などの「募集要項」と「※シェアードバリュー」をセットにして、採用市場に向けてコミュニケーションを取りに行きます。

つまり、「求人募集」を全面に訴求し、応募をしてもらう事を目的にしている訳です。

一方、採用ブランディングでは、企業理念や価値、文化などを可視化させて、採用市場を含む、採用市場以外にもコミュニケーションを取りにいきます。

つまり、自社の「イメージ」を訴求し、自社の事を知ってもらう事を目的としています。

採用ブランディングも採用プロモーションも、
最終目的は自社に必要な「※高付加価値人材を採用する」事を目的としていますが、その時間軸には違いがあります。
ブランド構築が、「応募」を更に促進させる感覚です。

日本企業で、現在世界展開しているあの有名なファッションメーカー“ユニ○ロ”は、かつてモノは良いのですが「安い服」のイメージでした。

世の中では安い服のイメージから、
「少し恥ずかしい」といった事で、購入後にロゴが入っているタグを切り捨てて着衣する方が多くいました。
このイメージを変えるべく、様々なブランディング施策を実行し、現在ではオシャレなファッションのイメージが定着しています。
私もほとんど、このメーカーで買い揃えています。

このメーカーは、雑誌やYouTube、様々な伝達ツールで、
タレントさんを含む洗練された方々が、このメーカーの服をオシャレに着こなし、洗練されたイメージでブランドイメージを構築しています。

ただ、購入を促すプロモーションにおいては「Tシャツ990円」など、安いから買ってをしっかりと訴求してくるのです。
私のスマホにも「ジャケット1,990円」などの広告が届きます。
私はこのメーカーのブランド構築で「購入(応募)」を促進させられている訳です。

ブランディング施策に応募導線を引く事はありますが、ブランディングを目的としているものに「募集しています。応募してください」をすると、

いつも求人している会社。
この企業はいつも人に困っている。
離職率が高そう。

などのイメージを植え付ける事となってしまいます。

車を買う時に、実際は値引きをしてくれますが、
自分の好きな車種が雑誌やテレビCMで「今なら20%割引!」なんて見たくないですよね。(ブランディング)
自宅に届くDMなどであれば、嬉しいですが。(プロモーション)

以上のように、採用ブランディングと採用プロモーションは【※高付加価値人材を採用する】という目的で、両方必要な施策ではありますが、
テクニカルな側面からアドバイスをさせて頂きますと、リーチ(届く距離・範囲)の大きさによって、中身の設計(デザイン)に気を配らないと、ブランドを傷つけてしまう結果となりますので、注意が必要です。

※高付加価値人材については、こちらの記事で説明しています。

※シェアードバリューについては、こちらの記事で説明しています。

ブランディングに不可欠な一気通貫

現在のように労働力人口が減少する迄は、BtoBの製造業様を中心に、ブランディング構築の必要性をそれほど感じなかった事もあり、
ブランディング構築において最も重要と言っても過言ではない「一気通貫」がバラバラになっている事がよくあります。

バラバラの対義語になる“統一”

自社らしさを発信する為に、企業の統一イメージを作る、CI(コーポレートアイデンティティ)は3つの要素で構成されています。

・理念の統一(MI:Mind Identity)マインド・アイデンティティ
・行動の統一(BI:Behavior Identity)ビヘイビア・アイデンティティ
・視覚の統一(VI:Visual Identity)ビジュアル・アイデンティティ

この中で、視覚効果でイメージを伝える事ができる為に受容が早いVIが、CIの中心となる傾向があります。
VIではロゴマークと言われる、企業のシンボルマークや、コーポレートカラーという、企業のカラーが定められています。

しかし、
作業服のロゴマークは赤色であるのに、パンフレットや帽子のロゴマークは青色になっていたり、
ロゴマークは青を基調とし、HPは赤を基調とし、企業パンフレットでは紫を基調として制作されていたりなど、
「一気通貫」がなく、企業様のコーポレートカラーが、本当はどの色になるのか、よくわからないといったような事があります。

色は形よりも印象的ですので、ここをバラバラにしては、ブランディングの構築はかなり困難なものとなります。

高速道路のサービスエリアのトイレも、マークの形ではなく、入口の色で判断している方が多いのではないでしょうか。

サンタクロースまでも一気通貫

また、先に出した世界で最もブランディングに成功している飲料水メーカーは、
サンタクロースの色を、自社のコーポレートカラーにして定着させる程、赤を基調としたブランディングを長年行ってきて、今日の圧倒的なイメージがあります。

コーポレートカラーの件は、一例ではありますが、
そんな大切な色使いに気を使わず、無意識に自社らしくない制作物への投資を続ける事は、ブランド構築の妨げになり、ひいてはROI(投資利益率)にも悪影響を及ぼす事となります。

VI以外の
理念の統一(MI:Mind Identity)と行動の統一(BI:Behavior Identity)
こちらの一気通貫性については、会社方針(進むべき道)であるシェアードバリュー(MI,BIを可視化した物)の「一貫性」で説明をしております。
※会社方針(進むべき道)を『必ず』示さねばならない時代です。

生産性や離職率にも関係するブランディング

ブランディングは、社内の従業員さんにも影響があります。

ブランディングには社外に向けた“アウターブランディング”と社内に向けた“インナーブランディング”とがあります。
このインナーブランディングは、意外と軽視される傾向があるのですが、愛社精神といった事の意味であるエンゲージメント。

インナーブランディングは、このエンゲージメントの向上にも大きく影響するものですので、エンゲージメントを高める事は、生産性向上や離職率低下に効果がある施策となります。

こういった事からも、「採用ブランディング」にまだ着手していないようであれば、これを機に実施に向けた検討をされる事を、お勧めします。

我々「e仕事のサンテク」でお役に立てるような事があれば、お話だけでも喜んで伺いますので、お気軽にお問合せください。
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